暮らしの広場
暮らしの広場:ヒヤッ!とする前に 我が家のヒヤリハット対策
暮らしの広場【2025 9月号】
ヒヤッ!とする前に 我が家のヒヤリハット対策

年齢を重ねると、運動能力や注意力が落ちてしまうもの。住み慣れた家でも、思いかけず転んだりつまづいたりと危ない目に遭うことも。事故を未然に防ぐには、備えが大切です。
意外な場所にも、危険は潜んでいるもの。早めに対策しておきましょう!

①ドア

開き戸だと、足を挟んだりぶつかったりすることが多いもの。引戸にすると、開閉時にスペースをとらず、スムーズに出入りできます。
②コンロ

火の切り忘れや、袖への引火が心配なコンロ。IHなら、火を使わず安心です。センサーで切り忘れや過熱も監視します。
③廊下

夜トイレに行くとき、足元が暗いと転びそうで不安ですよね。センサーライトがあれば、通るときだけ足元を点灯するので睡眠を妨げません。
④居室

慣れた部屋こそ、思いがけずつまずくこともあります。原因となるコード類は収納内にまとめ、カーペットはめくれないよう端を留めましょう。
⑤階段

踏み外したり、滑ったりと、階段は事故が多い場所です。体を支えられるよう、手すりをつけましょう。さらに、踏板は滑り止めつきにしましょう。
⑥脱衣室

寒い冬の脱衣室では、ヒートショックを引き起こす恐れがあります。内窓を設置して断熱性を高め、冷え込みを抑えましょう。
⑦浴室

浴槽の出入りは、バランスを崩しやすいものです。またぎやすい、または腰掛けて入りやすい浴室を選び、手すりも備えましょう。


