耐震補強のポイント
耐震補強に取り組むポイント
※耐震診断・改修の補助制度を受けるためには、事前に市町村窓口へ相談してください。
■ 専門家に依頼
診断に応じた費用が必要です。
①耐震診断は信頼できる専門家に依頼しましょう。
②診断内容と費用について十分に説明を受けましょう。
■ 調査前
調査の前日に準備することなどを聞いておきましょう。
■ 調査当日
建物の内外を調査しますので、所有者は立ち合いましょう。
■ 診断後前
①耐震診断報告書をもらい内容を詳しく聞きましょう。
②耐震診断報告書をもとに、耐震改修設計を依頼しましょう。
■ 設計者に依頼
改修設計には費用が必要です。
信頼できる耐震改修設計者(建築士等)を選びましょう。
■ 設計中
①改修後の建物の強さ(評点)を決めましょう。(目標評点は1.0以上)
②予算に合わせた耐震改修設計書を作成してもらいましょう。
③引越しの有無も確認しましょう。
■ 見積前
①過去に行った改修工事の事例の説明などを受けて、納得のいく業者に工事見積もりを依頼しましょう。
②見積書を書面でもらい、内容を確認しましょう。
③工事変更が必要になった場合に協議しやすいよう、まとめていくら(一式)の金額ではなく、詳細な数量も確認できる見積書にしてもらいましょう。
■ 工事契約
契約内容を確認しておかないとトラブルの原因になります。
①工事にあたっては、工事契約書を交わしましょう。
②契約書の中には、仕様書・図面・工事見積書などが含まれているか確認しましょう。
③工事内容に変更が生じることもありますので、契約書などにどのように規定しているか確認しましょう。
④契約を急がせる業者には注意しましょう。
■ 工事中
①打ち合わせや工事状況の記録をしてもらいましょう。
②工事内容によっては工事管理人に依頼し、監理報告書を作成してもらいましょう。
■ 工事完了時
所有者、施工者、場合によっては工事監理者(耐震改修設計者)の立ち合いの上、完了検査を行いましょう。