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台風で飛ばされた瓦
2018年10月31日
どこもそうなのですが、弊社も地震・台風被害の修繕依頼を非常に沢山いただいておりまして、
取り急ぎ屋根、特に雨漏れに関するところは優先的に廻らせていただいているのですが、
何しろその数が多いため行き届かないところもあり、ご迷惑お掛けいたしております。
皆様のご理解とご協力には大変感謝いたしております。
屋根の職人が全く手薄なため現状の確認もいつになるか分からないので、
普段屋根に上ることが無い職種の弊社の従業員が上がっている状況です。
事故のことを考えればなるべくそうならないような状況にはしたいのですが、
お客様のことを考えたらということで危険を承知で屋根に上がってくれていて嬉しく思うのですが、
心配もあるので複雑な思いではあります。
私も地震、台風の影響を受けた屋根を沢山見ていて、簡単で済まない状況のほうが多いのですが、
中には雨漏れがちょっとしたことが原因ということもあります。
例えば下の写真のように、下から建物を見上げると屋根の一部が部分的に無いのが確認できるのですが、屋根に上がってみるとその一部分が落ちずに残っていることがあります。
割れていなければそれを差し込で、通常は針金で固定しているのですが、針金が切れているので何らかの方法で固定します。5分もあれば十分出来ます。
下の写真のも台風の影響でこのようになったのですが、これも5分ほどで済みました。
瓦が下に落ちずに残っていて割れてもいなかったので、周辺の瓦を少し持ち上げて差し込んで元通りにしました。ただ屋根の傾斜がきつかったので、ちょっと怖かったです。
一応ヘルメットはかぶります。
地震の時よりも、台風での何らかの影響を受けた建物のほうが多く、
地震被害の方の修繕が全て終わっていない中、なかなか日程も読めなくて大変な
状況ではありますが、私達が出来る事を可能な限りさせていただいているつもりです。
商品も品薄状態で納期に時間がかかるものもあったり、一瞬に現場が増えた状態なので
職人もそれだけの数をこなすのは相当日数がかかります。
あまりの多さにめげそうになることもありますが、そこは負けずに何とか工夫して進めていくよう
努力していきますので、もうしばらくお待ち願えれば幸いです。
お困りの方もたくさんおられて待っていただき、大変ありがたく思っております。
安井