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漏水復旧工事:枚方市O様邸
2021年3月3日
こんにちは、リフォーム工務担当の元橋です。
枚方市O様邸の水道メーターが廻り続ける事の対応として、屋外において漏水部の特定をさせていただきました。
【補修前】
先に屋内における漏水を調査し、屋外に的をしぼり作業をしました。
表面が土であれば掘ること、復旧することに手間がかからないのですが、今回はほとんどがコンクリートであり、掘ることでは斫り器が必要、復旧するにはコンクリート塗が必要です。
【補修後】
今回、他の漏水より大変だったことがあります。
①給水管があるべき場所になかった事
図面により給水管を掘り当てたどり着くことは、大体の現場では出来るものなのですが、今回は図面が古く、図面の後にリフォームされていたのですが、その時の資料がなかった。
水道メーターからの経路は結局、逆でありました。掘り当てるまでに、多くのコンクリート地面を斫りました。
②漏水部が複数あった事
水道メーターは結構早い速度で回り続けていました。
複数個所を掘り、どこを掘っても、コンクリート下の土は粘土質が多く、そこから段々と水が浸ってくる状態。粘土質で、水の逃げ道がなかった状態と考えられます。
8か所ほど堀った時に給水管の屋内へと入る接合部から漏水を発見し処置をしましたが、まだメーターは回っていました。その後他の接合部で又漏水を発見しましたが、ここでもメーターは止まりませんでした。
③屋内における漏水。
屋内の配管不備による漏水は確認できまかったのですが、最後に残されたヵ所はトイレでした。
配管を新たにしてつないでもメーターは止まらず、結局原因はトイレの老朽化によるタンクの中にあるボールタップが正常に機能していない事でした。
一つづつ原因を確かめ、漏水部を特定した物件でした。
物件によっては、はじめに掘り当てた場所の処置だけで終わることもありますが、物件により様々、今回はどちらかと言えば少ない複数ヵ所が原因となるものでした。
すぐに究明に至らない事もある漏水対応ですが、水道メーターが回り続ける等の症状がおありでしたら
是非、椎葉工務店ご相談下さい。