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安井社長のMy Blog
外壁をめくると・・・
2019年7月23日
屋根、外壁塗装の現場で、
外壁が浮きぎみで大きなひびが数か所あったので補修のために壁をめくってみると、
木部が腐食していました。どこまで腐食しているか見たかったのでめくり続けましたが、
かなりの範囲が白蟻にやられていました。
タイルのお風呂をやり替え時に浴室を解体すると木部が腐食しているのはちょこちょこありますが、
それ以外でここまでのケースは少ないです。
コンクリートの基礎の上に載っている土台はサクサク状態で、柱の下の部分は無い状態です。
色々な要因が重なってこの結果なのですが、白蟻が食い尽くした結果がこの状態です。
この状態から建てた当初と同じ状態への復旧は不可能ですが、現況よりはよくすることは可能です。
腐食している部分は切り取って新しい材木を継ぎ足したり、横に添わしたりしてつなぎ目には金物を
取り付けてビスで固定します。費用が膨らんで日程も長引いて問題なければ他にも方法はありますが、
あまり現実的では無いです。
外側から合板をビス止めしますので多少の強度が増え、白蟻に食い尽くされた状態よりもは
新しい土台や柱を入れることによって確実に強度は増しています。
木造は白蟻には弱いですが、防蟻処理や薬の散布を定期的にして通気をよくしてあげることにより
白蟻から建物をまもることが出来るので、メンテナンスさえすれば長持ちします。
白蟻の点検を無料で出来ますので、お気軽に申しつけください。
インスペクション(住宅診断)も当社は可能です。
御自宅が心配であれば弊社へ御相談ください。
中古住宅の御購入をお考えの方も、御依頼いただければ劣化の有無や傷んでいる所を目視の範囲でチェック
してインスペクションいたしますので、その物件のご購入の判断材料に使えます。