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インテリアコーディネーター コラム
コラム:Vol.10家を整すと、何が変わるのか
家を整すと、人生が大きく変わる。
そんな劇的な話ではありません。でも、現場で何度も見てきたのは、整った家が、人の毎日を静かに変えていくという確かな変化です。
朝の支度が少し楽になる。家に帰った時、自然と深呼吸できる。何もしていないのに、氣持ちが落ち着く。
それは、空間の氣の流れと、その人の暮らしのリズムが静かに整ってきたサインです。
整える、というのは何かを足すことだけではありません。今の自分に合わなくなったものを手放し、暮らしと空間を、そっと合わせ直すことです。
家は、人を変えようとはしません。ただ、その人が本来の状態に戻れる場所にはなります。
これからのリフォームは、古くなったから直す、ではなく、今の自分に合う暮らしへ整し直すこと。そんな視点が、住まいづくりを
より「やさしい氣持ち」に導いてくれると感じています。
氣づいた時には、「前より楽になっている」
そんな変化が、日常のあちこちに現れてきます。
大きな変化に気づく前に、小さな変化をどれだけ感じ取れるかどうか。それもまた、空間リテラシーの一つだと感じています。
何も足さなくても、ほっとできる空間があります。


次回は、そうして整ってきた家に共通する、ある「感覚」について。
図面では表せないけれど、現場では、はっきり分かる空間の状態をお話しします。
音や空気感といった、言葉にしにくい部分から、住み心地の正体を紐解いていきます。
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