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インテリアコーディネーター コラム
コラム:Vol.11家を整すと、変わる「感覚」は?
家を整すと何が変わるのでしょうか。
間取りでしょうか。収納でしょうか。それとも、暮らし方でしょうか。
もちろん、そうした変化もあります。
でも、30年以上住まいの現場を見てきて感じるのは、最初に変わり始めるのは、実は「感覚」だということです。

例えば、家に帰った時、「以前より深く息をしている。」「朝の動きが少しだけ軽くなっている。」「なんとなく同じ場所に座りたくなる。」
大きな変化ではありません。
でも、氣づいた時には、「前より楽になっている」そんな変化が、日常のあちこちに現れてきます。
「なんとなく楽」その感覚から、空間は変わり始めます。

整える、というのは何かを足すことだけではありません。今の自分に合わなくなったものを手放し、暮らしと空間を、そっと合わせ直していくこと。
家は、人を変えようとはしません。ただ、その人が本来の状態に戻れるよう、静かに支え始めることがあります。
空間リテラシー(※コラム#8参照)とは、大きな結果を見る力ではなく、そんな小さな変化に氣づける力でもあります。
何も足さなくても、ほっとできる空間があります。そしてその感覚は、これからの暮らしを考える上で、とても大切なサインなのかもしれません。

もし今、「何を変えればいいのか分からないけれど、なんとなく今の家が合わなくなってきた」
そんな感覚があるなら、それは、暮らしを見直すタイミングなのかもしれません。
現在、空間リテラシーの視点から、暮らしと住まいを整理する小さなご相談もお受けしています。
