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Vol.2 インテリアスタイル・テイストについて~序章~
こんにちはインテリアコーディネーターの石下谷です。
前回は、「何故あなたはリフォーム・建替えをされたいと感じられたか?」でしたね?
ご自身の『暮らし』を紐解かれたあなたはどの方向性に目を向けられたでしょうか?
今回は、どのような感じにイメージをまとめていかれたらいいか「インテリアスタイル・テイスト」について序章としてお話していきたいと思います。
まずちょっと外に目を向けていきたいと思います。「ミラノサローネ」をご存じでしょうか?インテリア・家具・ファッションに興味のある方なら一度は行きたいと思われたのではないでしょうか? 毎年4月に6日間イタリアのミラノで開かれる国際家具見本市の事ですが、イタリアではミラノコレクションと併せ二大イベントと言われております。
残念ながら私はまだ一度も行ったことがなく
10年間デザイナーの勉強にイタリアに留学してた彼女に聞くと、その規模は壮大で何回見に行っても飽きないそうです。羨ましい限りです。
会場の総展示面積は20万5,000㎡(約東京ドーム4.5個分)を超え、約1,800社のインテリア関連企業が出展されます。全部見るのに1週間は最低必要だそうです。何故各企業始めインテリア関連の方が注目するか?ですが、今年ではなく来年再来年のトレンドがそこに行くと分かるといわれています。毎年いろんな方がその内容を記事にされてますね。トレンドを創っていくファッション・服飾、家具はもとより家電・IT業界も着目してます。
世界のトレンドとなるものが直に見れる見本市なのです。そこには世相、世界観も反映されてるそうですが洗練のシャワーを浴びてしまいそうですね。今年は残念ながら新型コロナの影響で開催されませんでしたが…。
このように世界観たっぷりのインテリアテイストを目指そうとお話ししてるのではなく、世界感を感じる中から改めて取捨選択をすると、あなたのイメージの傾向が掴めるのではないでしょうか?イタリアモダン・北欧スタイル・古民家風・アメリカンカジュアル・ブルックリンスタイルと様々な数のスタイルが巷に溢れています。弊社、くずは支店では代表的な三つのスタイルに絞りイメージしたブースをご用意してます。
あなたの知らないご自身のイメージに気づかれる事もあるかもしれません。たくさんの好きなものを考えるより、あまり好まれないものを切り捨てていかれると 意外なご自分の新発見があるかもですね?
NCD NIPPON COLOR&DESIGN RESEARCH INSTITUTE INC.㈱日本カラーデザイン研究所さんより
次回は「インテリアスタイル・テイスト」の本章に入っていきます。
お楽しみにしていただけたら幸いです。
石下谷 悦子