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Vol.3 インテリアスタイル・テイストについて~本章~
こんにちはインテリアコーディネーター(次回から「IC」と書かせて頂きます)の石下谷です。
前回は世界のトレンドを創る「ミラノサローネ」のお話しから、あなたご自身の知らないイメージの発見?まで伝えさせて頂きました。
今回は、では実際何故「ご自身の好みを知る」ことが大切なのか?私見を交えて始めさせて頂きます。
原始の時代から、家は住む者を外界の危険から身を守るものとして時代に沿って形を変え発展してきました。
人が進化するように家も進化してきましたが、栄枯盛衰変わらないものはそこで人が「安らぐ事」が大前提であると言うこと。
建築工事にまつわることを「ハード面」とすると、住まうことは「ソフト面」になります。つまり身体や心を休めるソフトな部分の「場」が「家」になります。
コロナの影響でリモートワークスが増えても、PP分離・つまりプライベートとパブリックの部分を分け、落ち着ける部分を整えるところから始めるのも良いかと思います。
身体が休まる→精神的な落ち着き→癒し効果→明日への活力というリズムができます。
この「癒し」効果を上げるために「心地よい」物は何か?どんなものをそばに置きたく思うのかは非常に大切な事になってきます。
例えばご家族の団欒のダイニングテーブルと椅子。個性を重んじると、皆同じ色・デザインの椅子でなくても良いと思うんです。ただ・素材やデザイナー、メーカー等、どこか一点でも同じ部分があればバラバラに見えるようでも一体感が出てきます。
好きなもの・心地いいものが一点でもそばにあれば、人間は「α波」という良い脳の波動エネルギーを発するそうです。=生命エネルギーのアップにつながります。そう考えればすごく大切な部分と言えますよね?人の入れ物と化した固体化した「家」ではなく、そこに住まう者が息づく「癒し」の場。精神を休める「場」です。その心地いいと感じるスタイル・テイストを知ることから「家創り」を始められると良いでしょう。
※Panasonicのカタログ『インテリアスタイルガイド』より抜粋
まず手短なところで家の中の整理整頓から始めるのも大切ですね。「癒し」はアロマのように嗅覚からも脳に直接感じられますし観葉植物の持つ波動やクロス等色の持つエネルギーからも得られます。「これが好き」に、深層心理的にも意味があるのです。
※Panasonicのカタログ『インテリアスタイルガイド』より抜粋
スタイル選びにパナソニックのHPカタログサイトから「インテリアスタイルガイド」をご覧いただけるとビジュアル的に分かりやすいかなと思いますのでこちらに貼らせて頂きます。
おまけですが、ZOOMなどの背景用に同じくパナソニックさんより「バーチャル背景」がダウンロードできますのでそちらも是非ご覧になってみて下さい。こんな部屋が良いな~♪等の参考画像が40数種揃ってますよ☆
https://sumai.panasonic.jp/virtual-background/
次回は上記にも書いた「色」についてお話しさせて頂ければと思います。
楽しみにしていただければ幸いです。
石下谷 悦子